eコラム「北斗七星」

  • 2017.10.23
  • 情勢/社会

公明新聞:2017年10月21日(土)付



今も記憶に新しい。昨年夏のリオ五輪でのレスリング女子初日。試合に臨んだ登坂絵莉(48キロ級)、伊調馨(58キロ級)、土性沙羅(69キロ級)の日本3選手が、いずれも決勝ではポイントを先行されながら最終盤で奇跡の3連続「逆転」を果たし、金メダルの栄冠をつかんだ◆中でも伊調選手は五輪全競技を通じて女子個人種目史上初の4連覇。この日、彼女はマットに上がる前に天井を見上げ、亡き母トシさんに「絶対に金メダルを取るから」と誓った。リードされた決勝の残り30秒、この誓い通りに相手の腰をつかみ、バックを取って逆転した瞬間、試合終了のブザーが鳴った。まさに土壇場での「執念」の勝利だった◆政権選択をかけた衆院選の戦いも、きょう1日を残すだけとなった。公明党を取り巻く情勢は最終日に至っても9小選挙区、比例区ともに全く予断を許さない。重大局面を打開する勝利への決定打は「断じて勝つ」「負けてたまるか」との執念で攻め抜く以外ない◆読売新聞の調査(17~19日)では、小選挙区で約2割、比例区でも16%が投票する候補者や政党を挙げておらず、情勢はなお流動的だ◆まだ時間はある。勝敗を決するきょう1日、電話や、LINEなどのSNSをフル活用して「あと1票」「もう1人」と最後の1分まで執念の拡大に徹し、公明党の大逆転勝利をつかみ取ろう!(翼)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ