eコラム「北斗七星」
- 2017.10.23
- 情勢/社会
公明新聞:2017年10月23日(月)付
まれに見る短期決戦となった衆院選の幕が閉じた。選挙中、列島を覆った季節はずれの低温、長雨などの悪天候をもはねのけ、公明勝利のために連日、奮闘をいただいた党員、支持者の皆様に心より感謝を申し上げます◆都内の街頭演説会場で出会った70代の壮年党員は、選挙戦のスタートとともに、全国の友人約40人に公明支持を訴えたという。「さらに地元で支持拡大だ」と意気盛んな笑顔で語っていた◆ある女性区議は地域で対話を重ねる中で、公明党に強い反感を向けられたことがあった。しかし、これまで積み重ねてきた実績や政策をていねいに説明し、「公明党がそんなに頑張っているなら応援しよう」と支持を取り付けた◆9月末に首相が記者会見で解散を表明してから1カ月足らずの間に、政党の合流、新党結成など激変が相次いだ今回の衆院選。「どうなっているのか分からない」という有権者の声も多く聞かれた。「政権交代」を叫びながら、選挙公約に具体性や実現性が乏しく、議席の"数合わせ"を優先する政党の姿も目立った◆こうした中、公明党は教育負担の軽減や軽減税率の確実な実施、年金加算の前倒しなどの政策を有権者に誠実に訴え続けた。公明党に投じられた1票1票は、そうした姿勢への期待にほかならない。公約実現に向けて、きょうから新たな闘いが始まる。(千)