e観光への影響は深刻
- 2017.10.24
- 情勢/気象
公明新聞:2017年10月24日(火)付
新燃岳噴火で現場視察
河野氏
宮崎、鹿児島両県境の霧島連山・新燃岳が噴火したのを受け、公明党の河野義博参院議員は21日、降灰被害を受けた宮崎県小林市と高原町を視察し、高妻経信・高原町長ら関係者から話を聞いた。地元議員も同行した。
新燃岳は11日、約6年ぶりに噴火。その後も活発な噴火活動が続き、噴煙は一時、約2300メートルまで上昇した。高妻町長は「6年前の被害を知る住民は不安な日々を過ごしている。秋の行楽シーズンに噴火したので、町内にある温泉施設の宿泊客のキャンセルが相次ぐなど風評被害も深刻」と窮状を訴えた。小林市で農家を営む松田春男さん(80)は、「また噴火が起きないか心配。早く終息してほしい」と不安な表情を見せた。
視察を終えた河野氏は、「国と県が連携を密にし、噴火災害対策に全力を挙げる」と語った。