e生活の足 早期復旧を

  • 2017.10.27
  • 情勢/気象

公明新聞:2017年10月27日(金)付



台風被害で運休続く南海電鉄 杉氏らが現地を視察



公明党の国、地方議員らは26日、台風21号による大雨被害に見舞われた現地を視察し、被害状況を調査するとともに、復旧作業に当たる関係者や被災者から話を聴取した。

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公明党の杉久武参院議員は26日、台風21号の影響で大阪府泉南市と阪南市の境を流れる男里川(2級河川)に架かる橋が陥没し、一部区間で鉄道の運休が続いていることを受け、現地を視察した。垣見大志朗府議と阪南市議が同行した。市によると、被災したのは22日午後4時40分ごろ。川の増水により川底の土が削られ、老朽化した橋脚が流れに耐えきれなかったとみられる。

この影響で南海電鉄南海本線の樽井(泉南市)―尾崎(阪南市)間が現在も上下線ともに不通となっており、復旧のめどはいまだ立っていない。

現地で案内に立った水野謙二・阪南市長らは「住民生活に多大な影響が出ている。速やかな復旧へ力を貸してほしい」と要請した。

杉氏は「一日も早い復旧と運行再開へ、全力を挙げて支援したい」と語った。


三重・伊勢市に中川氏ら


床上浸水の地域で状況聞く


公明党三重県本部の中川康洋代表(前衆院議員)は26日、台風21号で被害を受けた同県伊勢市で被災した住民から話を聞いた。今井智広、山内道明の両県議が同行した。

同市では大雨による河川の氾濫が一因となり、床上浸水が494棟に達するなど甚大な被害を受けた。中川氏らは、周辺に比べて土地が低く多数の家屋が浸水した一之木地区を訪問。住民の寺田行江さんは「1階が一気に浸水し、本当に怖かった」と浸水時の状況を語った。

続いて一行は同市小俣町を視察。住民の50代男性は「避難指示が出たときには、既に浸水が進んでいた」と話した。

視察後、中川氏は「市・県としっかり連携し、迅速に対策を講じていく」と述べた。

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