e胃がん対策を強化

  • 2017.11.02
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年11月2日(木)付



公明 リスク検査の実施後押し

福岡・糸島市、志免町



福岡県では現在、胃がんの原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)感染の有無や、胃の萎縮度を調べる「胃がんリスク検査(ABC検査)」導入への取り組みが進んでいる。

志免町では先ごろ、町が行う「健康しめ21推進講演会」に合わせ、胃がんリスク検査が実施された。同町によると、事前予約で定員の110人を超える応募があったという。

リスク検査については、公明党の助村千代子町議が2011年以降、何度も議会質問で要望していた。検査の様子を視察した助村町議は、「今後も検査の充実が図られるよう町に働き掛けていきたい」と語っていた。

一方、糸島市では、公明党の黒田公二市議が9月定例会の議会質問で、胃がん撲滅に向けたリスク検査の必要性を強調。「血液検査で気軽に受けられ、胃がんの早期発見・早期治療が期待されるリスク検査を集団検診に導入すべきだ」と訴えた。

月形祐二市長は「リスク検査を実施する方向で考えている」と答えた。

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