e平木・党青年委員長が抱負
- 2017.11.14
- 情勢/解説
公明新聞:2017年11月14日(火)付
若者のニーズ 政策に
ネットワークの力で接点増やす
―2日の党中央幹事会で新しく青年委員長に就任した決意を。
平木大作・党青年委員長(参院議員) 若者の政治離れを指摘する声がありますが、根っこには若い世代に政治の側が政策を届けきれていないことがあると思います。若い世代のニーズをくみ取り、政策として喜んでもらえる形で届けるため、まずは各都道府県本部青年局のネットワークの力に磨きをかけながら、若い人との接点を増やします。
併せて、奨学金拡充や結婚に伴う住居費補助など青年委の長きにわたる豊富な実績を伝えきれていないことも課題です。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などによる発信力を高め、もっと公明党に関心を持ってもらえるよう注力します。
―新たな取り組みは。
平木 核廃絶への取り組みに一層力を入れます。核廃絶の理想を実現するため、それに向けた思いや行動に共感の輪を広げていくことが青年委の使命と考えます。今月27、28日に広島で開催される賢人会議に合わせ、機運を盛り上げる交流を計画しています。
―雇用のミスマッチや人口減少など地方特有の課題もある。
平木 未成年の自殺死亡率が全国で最も高い長野県では、今年9月から、党長野県本部青年局の提言を踏まえ、中高生を対象にLINEでのいじめ相談事業を試行しました。こうした若者の課題に対する好事例を、青年委のネットワークで各地へ広げたいです。