e難病患者の動作支える

  • 2017.11.20
  • 情勢/テクノロジー
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公明新聞:2017年11月19日(日)付



装着型ロボの効果検証

秋野氏ら



公明党の秋野公造参院議員は18日、都内で開かれた厚生労働省の神経難病に関する研究班とNPO法人「PADM」(織田友理子代表)の合同会議に出席し、身体機能を改善・補助する装着型ロボット「HAL」の効果について意見交換した。これには沖縄型神経原性筋萎縮症の家族会「希の会」我如古盛健会長が出席。公明党の地方議員も参加した。

HALは、手足を動かす際に脳から出る電気信号を読み取り、動作をサポート。HALを通じて自分の意思で動かす感覚を取り戻す。この日、HALを装着した神経難病の患者からは「動いていた感覚がよみがえった」「指が動くようになって手が握れるようになった」と喜びの声が上がった。

同研究班の設置については公明党が我如古会長と連携し、後押ししてきた。

調査後、秋野氏は「実用化に向けて国に働き掛けていきたい」と述べた。

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