e今月下旬に中韓訪問
- 2017.11.21
- 情勢/国際
公明新聞:2017年11月21日(火)付
山口代表が発表 連携強化へ政党間交流
韓国は22日、中国は30日から
公明党の山口那津男代表は20日午前、国会内で記者会見し、11月22日から25日の日程で韓国、30日から12月2日の日程で中国を相次いで訪問すると発表した。
韓国へは、遠山清彦国際委員長(衆院議員)、杉久武国際局次長(参院議員)が同行し、ソウル、平昌を訪問。日韓両国の交流強化のため、韓国議会関係者、政府要人らと意見交換するほか、来年2月に開幕する平昌冬季五輪の関連施設の視察などを行う。山口代表の訪韓は2015年10月以来。
中国には、西田実仁広報委員長(参院議員)、中野洋昌国際局次長(衆院議員)が同行。中国共産党の招請を受け、北京で開催される国際会議「中国共産党と世界」対話会(主催=同党中央対外連絡部=中連部)に出席する。山口代表の訪中は15年10月以来。
記者会見で山口代表は、訪韓の目的について、北朝鮮問題の解決に必要な日米韓の結束に寄与するため、「文在寅政権の主要な政治家、政府要人と対話することが重要だ」と強調。日本が議長国の日中韓首脳会談の早期開催へ「与党として日本政府と歩調を合わせ、意思疎通を深めていきたい」と語った。
一方、訪中では、10月の中国共産党大会で指導部が新体制になったことから、同対話会の開催を通じて、「それを対外的に知ってもらって、中国と各国との関係を深めるには、政府間だけでなく、政党間の交流も重要だというのが中連部の認識だ」と説明。北朝鮮問題の解決に向けた連携強化を進めていくためにも、「政党レベルで連携を強めることが重要だ」と述べた。