e党訪韓団の山口代表

  • 2017.11.27
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年11月25日(土)付



国会議長らと相次ぎ会談



【ソウル24日=村上一】公明党訪韓団の山口那津男代表は24日、ソウル市内で、韓国の丁世均国会議長や、5月に文在寅大統領の特使として来日した文喜相国会議員、韓日議員連盟の姜昌一会長らと相次いで会談し、日韓関係の深化に向け、政党や国民同士の交流を進めることなどで一致した。遠山清彦国際委員長(衆院議員)、杉久武参院議員が同行した。

韓国国会議長の丁世均氏は、公明党の訪韓に対し、歓迎の意を表明。日韓関係の発展に向け、「日本からの観光客が、もっと増えるよう期待している」と述べた。

これに対し、山口代表は、「来年の平昌冬季五輪は最高の機会であり、努力していきたい」と応じた。懇談ではこのほか、韓国で不正防止の議論が盛んであることを踏まえ、政治資金に関する規制のあり方などについても意見を交わした。

続いて訪韓団と会談した文喜相国会議員は、5月に山口代表と懇談したことを踏まえつつ、これまでの日韓関係において「公明党は(韓国が)本当に困難な場面で支援してきてくれた」と高く評価。

また、公明党がヘイトスピーチ(憎悪表現)対策などに尽力してきたことにも言及し、両国関係の深化を進めていく意向を示した。

山口代表は、さまざまな課題を抱える両国が、一つ一つ丁寧に問題を解決し、確かな信頼を築いていく必要性を強調。「今こそ、本物の未来志向の日韓関係を築く好機だ」と呼び掛けた。


韓日議員連盟の姜昌一会長は、議連の活動に関して「公明党の支援に深く感謝している」と表明。「友愛をこれからも深めていきたい。そうすることで韓日関係をさらに発展させていきたい」と語った。

山口代表は「政府首脳同士の緊密な連携に加え、議員や政党の交流が大切だ」と応じた。

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