e党訪中団 北京へ出発

  • 2017.12.01
  • 情勢/国際

公明新聞:2017年12月1日(金)付



揺るぎない日中の礎築く

山口代表



公明党訪中団の山口那津男代表、西田実仁広報委員長(参院議員)、中野洋昌国際局次長(衆院議員)は30日夕、羽田空港発の日本航空機で北京に向け出発した。安倍晋三首相から託された習近平国家主席宛ての親書を携えて、北京入りする。

今回の訪中は、中国共産党の招請で、同党中央対外連絡部が北京で主催する「世界の政党ハイレベル対話会」に出席することが目的。中国の要人と会談し、日中関係の発展へ意見を交わす。山口代表の訪中は2015年10月以来。

出発に先立ち山口代表は、羽田空港内で記者団に対し、訪中では「政党間対話を進め、中国の新時代に臨む姿勢を確認する良い機会として生かしたい」と強調。日本が議長国を務める日中韓サミット(首脳会議)の早期開催へ協力を求めるとともに、北朝鮮問題に対し「圧力を高め、考え方を変えさせる取り組みで共通認識を得たい」と語った。

日中関係の発展に向けては、来年、日中平和友好条約の締結40周年を迎えることから、「首脳間の往来を実現することで2国間外交の揺るぎない基礎にしたい。それを呼び掛けたい」と述べた。

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