e「できること見つけて」

  • 2017.12.12
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年12月12日(火)付



車いすダンサーの特別授業

大阪・田尻町



大阪府田尻町の田尻町立小学校でこのほど、車いすダンスを通して障がい者の活躍の場を広げる市民団体「ジェネシスオブエンターテイメント」(坪田建一代表)が、全校児童を対象に特別授業を行った。これは、文化庁の「文化芸術による子供の育成事業」の一環。公明党の東小夜子町議のほか、大塚英一・泉大津市議、渋谷昌子・泉南市議、坂原正勝・岬町議が参加した。

特別授業では、車いすダンサーとパートナーが息の合ったコンビネーションで華麗なダンスを披露。その後、代表の児童らも車いすダンスを体験し、「難しかったけど、楽しかった」などと感想を話していた。

このほか、団員の池尾美佳さんと車いすダンサーの林佐恵さんが登壇。池尾さんは「車いすの人を助ける時は"車いすだから"という特別扱いをするのではなく"友達だから"という思いで接してほしい」と語った。林さんは「障がいがなければ何でもできるかといえばそうではない」とした上で、「障がいがあってもなくても、自分にできることをたくさん見つけていって」と呼び掛けた。

今回の授業は、東町議が、子どもたちに質の高い芸術を鑑賞してもらおうと、1年ほど前から町教育委員会などに働き掛けていた。終了後、坪田代表は「各地で公明党に活動の支援をしてもらっている」と感謝を述べていた。

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