e徹底した原因究明訴え

  • 2017.12.19
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年12月19日(火)付



新幹線の台車亀裂問題で議論
党国交部会



公明党国土交通部会(赤羽一嘉部会長=衆院議員)は18日、衆院第2議員会館で会合を開き、運行中の東海道・山陽新幹線の台車に亀裂が見つかった問題で政府と議論した。

政府側は、今月11日、博多発東京行きの新幹線「のぞみ34号」の台車に亀裂や油漏れが見つかった問題の概要を説明。国の運輸安全委員会が重大な事故につながる恐れがあったとして、新幹線では初めて重大インシデント(事例)に認定した。

赤羽部会長らは、強度のある台車に「亀裂が生じることは通常、あり得ない」と指摘し、徹底した原因究明と再発防止策を主張。同新幹線の車両検査に関して、走行6万キロごとまたは45日以内に目視で行う「交番検査」が11月30日に実施されていたことに触れ「亀裂が入った箇所は検査で調べていたのか」とただした。

政府側は「どの辺を検査で目視したのか、しっかり検証していく」と答えた。

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