e原因究明し再発防げ

  • 2017.12.19
  • 情勢/国際
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公明新聞:2017年12月19日(火)付



菅官房長官 政府、万全な対応期す
米軍ヘリ窓落下で井上幹事長



政府と自民、公明の与党両党は18日昼、国会内で協議会を開き、公明党の井上義久幹事長は、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場に隣接する小学校に米軍ヘリの窓枠が落下した事故について、政府に対し万全の対応を求めた。

この中で井上幹事長は、「あってはならない事故だ」と指摘した上で、政府に事故の原因究明と再発防止への対応を強く要請。これに対し、菅義偉官房長官は、十分な対応を期す考えを示した。

北朝鮮問題で井上幹事長は、各地で北朝鮮からとみられる木造船の漂着が相次いでいる事態も踏まえ、政府・与党が結束し、緊張感を持って対応していく必要性を強調。また、自公両党と中国共産党の日中与党交流協議会に参加するため、24~29日の日程で中国を訪問することに触れ、「新体制になった中国との交流によって日中関係の安定的な発展に貢献していきたい」と力説した。

菅官房長官は、今年度補正予算案や来年度予算案について、22日に閣議決定する方針を示し、成立に向けた与党の協力を要請。井上幹事長は、衆院選で掲げた公約の実現に向け「予算案の中身を詰めて、来年の通常国会で早期成立に全力を尽くす」と述べた。

一方、井上幹事長は昨年末から今年初めにまん延した鳥インフルエンザへの対応でも、政府に万全の対応を求め、菅官房長官は政府内の体制を整え、「年末年始もきちんと対応していく」と応じた。

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