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  • 2017.12.21
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年12月21日(木)付



新市民図書館 貸出冊数、前年比で倍増


兵庫・明石市


兵庫県明石市議会公明党(松井久美子幹事長)はこのほど、移転・リニューアルしてから約1年を迎え、好評を博している「あかし市民図書館」の利用状況などについて、志水千尋館長から話を聞いた。

この図書館は、今年1月にJR明石駅の北側約1キロ先にある明石公園内から、同駅南側徒歩2分の距離にある駅前再開発ビル内に移転し、リニューアルオープン。平日は約2500人、休日は約4000人の市民らが利用し、貸出冊数は11月末現在、138万冊を超え、前年比で2倍に上るという。

また、館内にはコーヒーなどを提供するラウンジや自主学習できるスペースも併設しており、読書以外の目的で訪れる利用客も多い。志水館長は「幅広い年齢層が来館している。今後も『また行きたい』と思ってもらえる運営に取り組んでいく」と語っていた。

市議会公明党は、図書館の移転・リニューアルに際し、運営方法などを工夫するよう、定例会などを通して提示してきた。松井幹事長は「市がめざす"本のまち明石"の魅力を市内外に発信していく拠点となるよう、今後も後押ししていきたい」と述べていた。


ビブリオバトル 良書紹介し合い意見交換


静岡・焼津市


静岡県焼津市はこのほど、人に勧めたいと思う本を紹介し合い、チャンプ本(一番読みたくなった本)を決めるイベント「ビブリオバトル」を市内で初めて開催した。開催を提案した公明党の川島要市議もバトルに参加した。

この日は中学生から高齢者まで13人が参加。4、5人のグループに分かれてバトルを行った。1人7分の制限時間の中で、自分が推薦する本を順番に紹介。1冊ごとに質疑応答を行い、本に寄せる思いを巡って意見交換した。最後に1人1票を投じて各グループ内のチャンプ本を決めた。

参加者の最高齢で、市内で短歌会を主宰する小池國三郎さん(88)は「参加して本当に良かった。こうした出会いや刺激が歌作りのヒントにもなります」と語っていた。

川島市議は今年2月定例会の一般質問でビブリオバトルの開催を提案し、「図書館の活性化や、若者の活字離れの防止につながる」と訴えていた。

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