e与党幹事長 中国に到着
- 2017.12.25
- 情勢/国際
公明新聞:2017年12月25日(月)付
第7回交流協議会に出席へ
裴アモイ市党委書記と懇談
自民・二階俊博、公明・井上義久両幹事長ら与党訪中団は24日午後、全日空機で中国・アモイ市に到着した。
訪中団には公明党から西田実仁広報委員長(参院議員)、遠山清彦国際委員長(衆院議員)、山本香苗政務調査会副会長(参院議員)、伊藤渉広報局長(衆院議員)が参加している。
今回の訪中は、25日にアモイ市、26日に福州市で開催される第7回「日中与党交流協議会」への出席が目的。同協議会は、政治や経済、外交、文化交流など幅広く意見を交わし、両国の相互交流を深め、関係を強化するのが狙いだ。2006年に始まり、09年の民主党政権発足で一時中断したが、自公政権下の15年に再開。今年8月の第6回協議会を日本で開催した際、次回は年内に中国で開催することを合意していた。
一行は同日夕、アモイ市中国共産党委員会の裴金佳書記と会見。裴書記は「今回の交流は両国関係の発展に資する」と与党訪中を歓迎し、井上幹事長は「温かく迎え入れてくれたことに深く感謝したい」と応じた。
井上幹事長 国営TVが取材
取材を受ける井上幹事長=24日 アモイ市 撮影・竹島正人【アモイ24日=竹島正人】公明党の井上義久幹事長は24日午後、アモイ市で中国国営中央テレビ(CCTV)の取材を受け、日中関係の一層の発展へ取り組む姿勢を示した。公明党の西田実仁広報委員長(参院議員)が同席した。
井上幹事長は、第7回日中与党交流協議会について、明年が日中平和友好条約締結40周年の佳節に当たることにも触れ、「日中友好の流れを、さらに確実にしていく。今回の協議会をその大きな力にしたい」と語った。
また、同協議会が重層的かつ安定的な日中関係構築に大きな役割を果たしてきたと強調。互いに政権を担う党として責任ある立場で意見交換することは、国の政治の未来にとって重要な意義があると訴えた。