e公明党女性委員会 2018年の活動方針

  • 2017.12.26
  • 情勢/解説

公明新聞:2017年12月26日(火)付



19年 統一地方選・参院選の勝利へ
着実に 活発に 拡大を



公明党女性委員会(古屋範子委員長=副代表、衆院議員)は21日、2018年の活動方針を決定しました。その概要を紹介します。


新たな拡大・実績づくりへの挑戦


個人、団体、企業、NPOなどとの「対話の場」を設け、地元での実績づくりや国への提案を行う。また公明党の取り組み、政策への理解の輪を広げる。特に次の5テーマに取り組む。


(1)女性の視点で現場の課題解決


「女性・子どもの健康」「女性視点の防災・減災」「働き方改革」「育児と介護のダブルケア」「リカレント教育」「ひとり親家庭支援」「子どもの貧困」「認知症」「産後ケア」「性的指向と性自認」「食品ロス」「ペットとの共生」「環境教育」――などについて関係者などから意見を聞き、解決の方向性を話し合う。


(2)女性活躍の推進


女性の社会参画を後押しするため、中小企業、農林水産業、医療、教育・研究分野などで働く女性の意見を聞き、議会質問に生かす。


(3)教育施策の推進


公明党が公約し、実現した教育費負担の軽減(幼児教育無償化、私立高授業料の実質無償化、給付型奨学金)などについて積極的に伝える。また、私立高授業料の実質無償化を先行実施している自治体は、国の予算化で生じる財源がさらなる子育て支援などに充当されるよう、現場の要望を聞きながら取り組む。この他、学校の老朽化対策、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)被害防止などのいじめ対策強化などを推進する。


(4)平和・人権


核軍縮のための「賢人会議」の後押しや公明党の平和外交の他、ヘイトスピーチ解消法、DV防止法、自殺防止対策、婦人保護事業など人権を守る公明党の施策を伝える。また、平和や女性・子どもの人権擁護に取り組む団体と意見交換を行う。


(5)オリンピック・パラリンピック2020の文化プログラムなどを推進


訪日外国人(インバウンド)消費を取り込み、地域を活性化するため、芸術、音楽、伝統芸能・祭り、食文化、工芸品などの魅力を再発見し、発信する。そのための手段として、「beyond2020プログラム」認証や日本遺産登録に地域の方々と共に取り組む。また、障がい者、外国人、高齢者、子育て世代などにとってのバリアーを取り除く取り組みを行う。


WEBを活用した情報発信の強化


公明党の国・地域での実績や各議員の日常活動を日頃から発信し、党への理解を広げ、党勢拡大につなげることが次の勝利のために不可欠である。19年の統一地方選挙に向けて、全女性議員がツイッター、フェイスブック、LINE(ライン)などのSNSやブログを通じて情報を発信する。また、リツイートなどの共有機能を駆使して情報の拡散を行う。


街頭演説会の積極的な開催


「女性の健康週間」「児童虐待防止推進月間」「防災週間」「ピンクリボン月間(乳がん撲滅)」など、さまざまな啓発月間・週間の機会を捉え、街頭で公明党の政策や実績を訴えるとともに、日常的な街頭演説会にも精力的に取り組む。


政策研修会・意見交換の実施


国・地方のネットワークの力をさらに強化するため、都道府県または方面単位で、女性国会議員も参加する女性議員研修会や視察などを積極的に開催し、重要政策課題について意見交換する。

また、女性委員会の四つのプロジェクトチーム(「教育・文化」「子ども・若者支援」「健康・医療」「平和・環境」)が勉強会や視察を行い、他の議員が議会質問などで活用できるよう情報を共有する。


地域での対話から政策実現


党女性委員長 古屋範子


全国の女性議員の皆さま、本年7月の東京都議会議員選挙の全員完勝、また急な解散による10月の衆議院選挙では、情勢が急変するなど目まぐるしい選挙戦にもかかわらず先頭に立って戦い抜いていただき、本当にありがとうございました。

明年は、各地の統一外地方選挙を勝ち抜いて、19年4月の統一地方選、夏の参院選に向けて、新たな拡大を図るため、地域での対話の場をつくり、現場の声を聞き、政策実現につなげる挑戦をしようではありませんか。

明年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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