e放課後に「こばと塾」
- 2018.01.09
- 生活/生活情報
公明新聞:2018年1月6日(土)付
3小学校 大学生らが学習支援
埼玉・越谷市
埼玉県越谷市は現在、市内の小学校3校で、放課後の教室で学習支援を行う「越谷こばと塾」を実施している。公明党市議団(守屋亨団長)は先ごろ、市立北越谷小学校(池田広校長)のこばと塾を視察した。
同塾は学習課題の解決や、つまづきの克服が狙い。教職をめざす大学生や、退職した教員がボランティアで指導員として学習をサポートする。
同校では週1回、30人の定員で5、6年生を対象につまづきの多い算数の学習を実施。児童は、配布された算数のプリントを解きながら、指導員の助言を受け、それぞれの学習課題と向き合っていた。
池田校長は「児童の集中力が上がった。算数ができるようになることで、勉強への自信につながる」と語っていた。
党市議団では、2016年6月定例会で瀬賀恭子議員、同12月定例会では竹内栄治議員が、児童の学力向上のため、退職した教職員ボランティアなどを活用し、放課後の学習支援の実施を訴えていた。