e米軍ヘリ不時着に抗議

  • 2018.01.10
  • 情勢/国際

公明新聞:2018年1月10日(水)付



党沖縄県本部 相次ぐ事故に防止策要請



公明党沖縄県本部(金城勉代表=県議)は9日、米軍普天間飛行場所属のヘリコプターが、うるま市の伊計島と読谷村の民間地に相次いで不時着した問題を重大視し、同県嘉手納町にある防衛省沖縄防衛局を訪れ、厳重に抗議した。

席上、金城県代表は「沖縄は、いつ重大事故が起きてもおかしくない状態にある。相次ぐトラブルに計り知れない不安と怒りが広がっており、激しい憤りを禁じ得ない」と抗議。その上で、全ての米軍機の整備総点検と実効性のある再発防止策の構築、対策が確立するまでの間、飛行訓練を中止するよう強く要請した。

沖縄防衛局の中嶋浩一郎局長は「極めて遺憾な状況であり、重く受け止めている」と述べた上で、「県民に不安を与えないよう、しっかり取り組みたい」と答え、全機種の点検・整備、再発防止策を米軍に求めていく考えを示した。

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