e成長力高め経済再生
- 2018.01.15
- 情勢/経済
公明新聞:2018年1月13日(土)付
「働き方改革」を推進
賃上げでデフレ脱却に勢い
党都本部賀詞交歓会で山口代表
公明党の山口那津男代表は12日午前、都内で行われた党東京都本部(高木陽介代表=衆院議員)の新春賀詞交歓会であいさつし、日本の成長力を高め、経済再生に全力を尽くすと強調した。太田昭宏全国議員団会議議長や高木都代表、高木美智代同代表代行(衆院議員)、竹谷とし子同副代表(参院議員)が出席した。
山口代表は成長力を高めるための取り組みについて、景気が上向きであることから、今年の春闘でも「賃上げの結果を出し、デフレ脱却と言える勢いをつくり出したい」と力説。中小企業の事業承継支援を進めるとともに、「働き方改革」や教育費負担の軽減などで若者や働く人を応援していくと訴えた。
また、2017年の訪日外国人数が過去最高の約2869万人に達した成果に触れ、さらに多くの訪日外国人が訪れるよう「東京の特色を輝かせ、東京力を大きく発揮させていく」と強調。20年の東京五輪・パラリンピックの成功など国民の期待に応えられるよう「公明党として足腰を鍛える1年としたい」と語った。
太田議長は、今年都内で行われる予定の日野市、町田市、立川市、西東京市、八丈町の統一外地方選への必勝を期すと力説。高木都代表は、経済再生の実感を得られる取り組みを進めると述べた。
会合には、自民党の二階俊博幹事長や小池百合子都知事、三村明夫・日本商工会議所会頭ら各界から多数の来賓が出席した。
安定政権で政策実行 県本部年賀会 兵庫の地域創生に全力
公明党兵庫県本部(赤羽一嘉代表=衆院議員)の新春年賀会が12日夜、神戸市内で盛大に開催された。公明党からは山口那津男代表、北側一雄副代表をはじめ、赤羽県代表、中野洋昌、濱村進(共に衆院議員)、伊藤孝江(参院議員)の各県副代表、山本香苗、杉久武、熊野正士の各参院議員、鰐淵洋子衆院議員が出席。井戸敏三知事、久元喜造神戸市長はじめ県下の市町長ら多数の来賓が出席した。
山口代表は、日本の経済指標が改善していることに関し、「安定政権が先々を見て政策を実行してきたからだ」と強調。一層の賃上げやデフレからの脱却、若い世代を育てる社会保障の充実、財政の安定などの実現に強い意欲を示した。
北側副代表は「経済再生を本物にする年にしたい」と述べ、赤羽県代表は「兵庫の各地域の創生に向け、国会、地方議員が連携し全力を尽くす」と力説した。