e鳥インフル 拡大防げ
- 2018.01.16
- 情勢/解説
公明新聞:2018年1月16日(火)付
予算の早期成立めざし結束確認
政府・与党協で井上幹事長が力説
政府と自民、公明の与党両党は15日昼、国会内で協議会を開いた。公明党の井上義久幹事長は香川県で発生した高病原性鳥インフルエンザについて、政府に対し「封じ込めと感染拡大の防止が最大の課題だ。念には念を入れて対応してもらいたい」と強調。菅義偉官房長官は、「他の場所でも発生する可能性があるので関係省庁と緊密に連携していく」と述べ、政府を挙げて感染拡大の防止に取り組む考えを示した。
沖縄県で米軍ヘリの不時着事故が相次いでいる問題について井上幹事長は、「地元は不安を抱いている」と述べ、政府に対し原因究明までの同型機の一時飛行停止を米軍に求めるよう要望。政府として米軍に強い姿勢を示してもらいたいと訴えた。
一方、22日召集の通常国会の対応については、2017年度補正予算案、18年度予算案の早期成立をめざして政府・与党が結束して取り組む方針を確認。井上幹事長は、「働き方改革」関連法案など重要法案の審議で「政府は丁寧で分かりやすい説明責任を果たし、緊張感を持って対応してもらいたい」と要請した。
これに対し、菅官房長官は、両予算案を22日に国会提出することを表明し、丁寧な説明に努め、緊張感を持って対応すると述べた。
2月4日投票の沖縄県名護市長選に関して井上幹事長は、「沖縄の将来を考えても大事な選挙だ」と指摘し、自公両党が協力して勝利をめざすと語った。