e日本経済のけん引力に
- 2018.01.16
- 政治/大阪
公明新聞:2018年1月16日(火)付
山口代表が出席 大阪、奈良、和歌山で年賀会
25年万博招致に総力
景気回復実感へ政策推進
公明党の山口那津男代表は15日、大阪市内で開かれた党大阪府本部(佐藤茂樹代表=衆院議員)の新春年賀会に北側一雄副代表、佐藤府代表らと共に出席し、あいさつした。
山口代表は、5日に開かれた今年初の政府・与党連絡会議の席上、安倍晋三首相が大阪府内の百貨店における高額福袋の売り上げの好調ぶりに開口一番で言及したことなどを紹介し、「こうした傾向は連立政権のもとで経済を進めてきた効果がいよいよ現れ始めている証左」との認識を示した。
一方で、「『なかなか(景気回復が)実感できるところまでは来ていない』という皆さんの声もまた真なり」と述べ、経済再生、デフレ脱却に向けた政策推進の必要性を強調。幼児教育無償化や返済不要の給付型奨学金の拡充、私立高校授業料の実質無償化などの教育費の負担軽減を全国で進め、「若い世代をしっかり支援し、未来の成長力を育てていく」と力説した。
さらに事業承継税制や補助金の拡充、固定資産税の減免など中小企業支援にも強い意欲を示し、「先々を見た日本の経済成長を進める」と述べた。
また山口代表は、大阪府・市が2025年の開催をめざす大阪万博について、「日本の経済の新しいけん引力として発展していくことを期待する。公明党のネットワークを生かし、これからも頑張る」と述べ、大阪万博の招致成功へ党の総力で臨む決意を語った。
北側副代表は昨年の衆院選での支援に改めて謝意を表明。大阪経済を支える中小企業への支援強化に力を尽くす考えを示し、「関西、大阪が元気になるように、公明党の国会議員が結束して取り組む」と訴えた。
佐藤府代表は来年行われる統一地方選と参院選の勝利に向け、「党勢拡大に総立ちになり、党の揺るぎない基盤を築く」と力説し、変わらぬ支援を呼び掛けた。
年賀会には赤羽一嘉、国重徹、伊佐進一、中野洋昌、竹内譲、浮島智子、濱村進、鰐淵洋子の各衆院議員、山本香苗、石川博崇、杉久武、伊藤孝江、熊野正士の各参院議員も出席した。来賓の松井一郎・大阪府知事、左藤章・自民党大阪府連会長があいさつした。
山口代表は同日、党奈良県本部(岡史朗代表=県議)、同和歌山県本部(多田純一代表=県議)の新春年賀会にも出席した。