e「継承」と「備え」誓う

  • 2018.01.18
  • 生活/生活情報
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公明新聞:2018年1月18日(木)付



公明国会議員らが献花
兵庫で1・17のつどい



阪神・淡路大震災は17日、発生から23年になった。兵庫県内の各地で追悼行事が営まれ、鎮魂の祈りがささげられた。被害が大きかった神戸市では震災を経験していない市民が4割を超える。南海トラフ巨大地震の脅威にも向き合う被災地は、記憶や教訓を語り継ぐ決意を新たにした。

このうち神戸市では、「ひょうご安全の日 1.17のつどい」(主催・ひょうご安全の日推進県民会議)が、「人と防災未来センター」慰霊のモニュメント前で開催された。

公明党から兵庫県本部(代表=赤羽一嘉衆院議員)の中野洋昌、濱村進(ともに衆院議員)、伊藤孝江(参院議員)の各副代表、浮島智子衆院議員、県議らが出席し献花を行った。

同県民会議会長の井戸敏三知事は、「震災から得た教訓と経験を次世代へと伝え、安全・安心な社会づくりに生かすことが、被災地兵庫の大きな使命」とあいさつした。

式典後、野口裕党県代表代行(県議)は、「現代日本が初めて直面した直下型大震災の教訓を発信するとともに、将来の災害に備える決意を新たにした。防災庁の設置にも引き続き取り組みたい」と語った。

一方、会場周辺では東北の食材を使った炊き出しが行われた。

岩手、宮城、福島の東北3県と熊本県も、物産販売や観光PRを実施。東日本大震災と熊本地震からの復興を阪神の被災地から後押しした。

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