e舞台芸術をより間近に

  • 2018.01.22
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年1月20日(土)付



ホール前方に車いすスペース
奈良・大和郡山市



奈良県大和郡山市はこのほど、車いす利用者が舞台芸術をより間近で鑑賞できるように、市内にある「やまと郡山城ホール」の車いす用の鑑賞スペースを前方に新設した。

同ホールは、1013席の大ホールと311席の小ホールをはじめ、展示室や会議室などが備えられ、同市の文化・芸術の拠点。音響家からみた使いやすい「優良ホール100選」にも認定されている。

今回、新設された大ホールの同スペースは、前列12列目からの舞台下手側にあるボックス席だ。座席11席分を撤去し、車いす3台分と同伴者のスペースを確保。小ホールについても、前方に車いす2台分のスペースを新設した。

車いすの鑑賞スペースは従来、ホールの最後方に設けられていたが、「前方にも鑑賞スペースを」との相談を受けた市議会公明党(福田浩実幹事長)が市に改善を求めていた。同スペースの新設を受け、公明党の福田幹事長、出口真一、村田俊太郎の各議員は大ホールを訪れ、関係者から利用状況や火災時の避難経路などについて話を聞いた。

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