e大阪万博の実現に期待 未来社会想像した子どもたちの絵を表彰

  • 2018.01.23
  • 政治/大阪

公明新聞:2018年1月23日(火)付



全国から応募 2194点
1~11月まで 商業施設や主要駅で巡回展



2025年大阪万博誘致をめざす大阪府は昨年12月28日、府庁内で、全国の小学生から絵を募集した「私の考える万博絵画展」の表彰式を開催した。応募作品総数2194点の中から審査で選ばれた24作品24人に大賞、金賞、銀賞の表彰状が松井一郎知事から手渡された。国内、関西・大阪の万博誘致への機運を盛り上げるため、同絵画展の開催を提案し、推進してきた府議会公明党議員団(八重樫善幸幹事長)も参加し、表彰を受けた小学生らを祝福した。

応募作品は昨年7月から9月末までの募集期間に、主に学校からの呼び掛けに子どもたちが応え、大阪府、和歌山県など関西を中心に、北海道、関東、四国、九州からも寄せられた。入賞は1~2年生の部、3~4年生の部、5~6年生の部に分けて、中学・高校の美術教員による1次審査、美術の専門家らによる最終審査を経て決定。3部門合計で大賞を3人、金賞を6人、銀賞を15人が受賞した。

イオンモール茨木店に展示された子どもたちの作品。ユニークな絵に見入る人も受賞作品と応募作品は今月から11月にかけて、地域に合わせて展示作品数を絞り、イオンモールなどの商業施設や関西国際空港、鉄道の主要駅で展示される。

表彰式の終了後、「未来世界」というタイトルの絵を描き、5~6年生の部の大賞を受賞した大阪府の松本佳悟君(5年生)は、「受賞は思ってもいなかったのでうれしいです。色鉛筆で2週間ぐらいかけて描きました。未来が食料で困らないように願いを込めて、食べ物をいっぱい描きました」と喜びを語っていた。


府議会公明党の提案実る


「私の考える万博絵画展」の開催は、予算要望や定例会質問を通じて行った府議会公明党の主張が全面的に実ったもの。特に昨年3月の定例会代表質問では、八重樫幹事長が地元大阪の機運醸成の観点から「子どもたちに万博にかける夢や希望を持ってもらう機会になる」と指摘し、小学生の絵画を募集・展示する万博絵画展を提案。これに対し、知事が庁内プロジェクトチームを設置して進めていくことを約束。同7月に「私が考える未来の社会」というメインテーマを記者発表し、作品募集を広く呼び掛けていた。

表彰式で子どもたちにお祝いの言葉をかけた八重樫幹事長は、「11月の万博誘致決定をめざし、絵画展が各地で巡回され、万博開催への期待が大きく膨らむことを願っている」と抱負を述べた。

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