e平和的解決の方途探る

  • 2018.02.05
  • 情勢/国際

公明新聞:2018年2月3日(土)付



山口代表 北朝鮮の核開発放棄へ
クレメンツ博士らと意見交換



公明党の山口那津男代表は2日、衆院第1議員会館で平和学者のケビン・クレメンツ博士(戸田記念国際平和研究所所長)、ノルウェー国際問題研究所のスベレ・ルードガルド上級研究員と会い、北朝鮮の非核化に関して意見を交わした。岡本三成衆院議員、平木大作参院議員(ともに党国際局次長)が同席した。

山口代表は、国連安全保障理事会の制裁決議の履行を徹底するとともに、国際社会の連携で対話による平和的解決の可能性を探るべきだと指摘。その上で、「対話のプロセスの中には(北朝鮮が本当に核・ミサイル開発を放棄しているかという)検証を組み入れなければならない」と強調した。

ルードガルド氏は、検証の重要性に同意し、「ウランやプルトニウムなど核物質の製造も凍結させる必要がある」と訴えた。

一方、クレメンツ氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が元日に行ったスピーチで、自国の経済成長と国民生活の向上に強い関心を示していたことに触れ、「対話につなげるチャンスではないか」と述べた。

山口代表は、「北朝鮮の人々が豊かになるための核放棄だと知らしめなければならない」と応じた。

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