e対北、結束を強化
- 2018.02.14
- 情勢/国際
公明新聞：2018年2月14日（水）付
慰安婦合意 履行へ努力を
日韓首脳会談受け山口代表
公明党の山口那津男代表は13日午前、国会内で記者会見し、9日に韓国・平昌で行われた日韓首脳会談について、「北朝鮮問題で日韓、日米韓の結束につながる大事な機会だ。特に北朝鮮高官の訪韓中に会談したことは韓国を日米韓側に組み入れ、結束を強める点で意義があった」と強調した。
山口代表は「最終的、不可逆的な解決」を確認した慰安婦問題を巡る日韓合意に関して、首脳会談で日本側が合意の履行を求めたことを評価。その上で「文在寅大統領が合意の否定も、新たな要求もしないことが明確になった。韓国側が合意を履行し、解決に結び付くよう一層の努力を期待したい」と述べた。
訪韓中に安倍晋三首相が、北朝鮮の金永南・最高人民会議常任委員長と会話したことに関しても、「機会を捉え、特に拉致問題の解決を求めたのは、のちのちに意味のあることだ」と評価した。
一方、平昌冬季五輪で12日に日本の3選手がメダルを獲得したことには、「立派な成果だ。今後も良い結果が出てくるものと期待したい」と賞賛。将棋・羽生善治氏と囲碁・井山裕太氏への国民栄誉賞授与についても祝意を表し、今後の活躍に期待を寄せた。
