e遠隔医療に5G活用を

  • 2018.02.21
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2018年2月21日(水)付



衆院総務委で太田(昌)氏 超高速、大容量通信で



20日の衆院総務委員会で公明党の太田昌孝氏は、政府が2020年の実用化をめざす次世代移動通信システム「5G(第5世代)」を活用した遠隔医療の推進を求めた。

5Gについて太田氏は、超高速で大容量の通信が可能になるだけでなく、通信のやり取りで発生する時間差を抑える「超低遅延」など、遠隔医療に必要な技術であると強調。深刻な医師不足の問題を抱える過疎地域でも、「5Gの技術によって高度医療が受けられるようになる」と力説した。

野田聖子総務相は「(遠隔医療などに)5Gが幅広く活用されるよう、自治体や事業者と連携しながら取り組んでいく」と答えた。

このほか太田氏は、火山噴火から登山者を守る対策として、火山周辺で携帯電話がつながらない不感地帯の解消に取り組む必要性に言及。自治体に対する財政支援などの強化を訴えた。

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