e食品ロス減らそう

  • 2018.02.26
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年2月26日(月)付



家庭からの寄付を困窮者へ
愛知・江南市



食品ロスを減らそうと愛知県江南市はこのほど、家庭で余っている食品を生活に困っている人たちに寄付する「フードドライブ」を、市役所と環境事業センターで5日間実施した。

持ち寄ってもらったのは、賞味期限まで1カ月以上ある米や缶詰、レトルト食品、調味料など。1200点を超える食品が集まり、米も約300キロ寄せられた。フードドライブを行った2016年、17年の環境イベントは1日のみの開催なのに対し、今回は5日間実施したことから受け入れ量が大きく増加した。

集まった食品は、NPO法人セカンドハーベスト名古屋を通じて必要な施設などに提供される。

食品を届けにきた長浜キクヨさん、大杉美智代さん、川瀬晴代さんは「困っている人の助けになればと思います」と語っていた。

公明党の野下達哉市議は昨年3月の定例議会で、フードドライブに継続的に取り組むよう主張。同年6月定例議会では、市民から「フードドライブの機会を増やしてほしい」との要望が出ていることを紹介し、イベント以外での開催を提案していた。

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