e発信力強化へ「一斉街頭」
- 2018.02.26
- 政治/大阪
公明新聞:2018年2月26日(月)付
毎月、テーマ定め実施
党大阪府本部
1回目は府内140カ所で
公明党大阪府本部(佐藤茂樹代表=衆院議員)は25日、同府本部所属の国会、地方議員が総出で府内の駅頭やショッピングモールなどで演説する「一斉街頭」を行った。この街頭演説は来年の統一地方選、参院選を見据え、党の発信力を強化しようと企画したもの。毎月1回、府本部が定めた日と政策テーマに沿い、各総支部ごとに開催場所を決め実施する。第1回目の今回は、府内140カ所で「教育・福祉」をテーマに演説が行われた。
西大阪総支部では、佐藤府代表が大阪市大正区のJR大正駅前で、川岡栄一府議、金沢一博市議ら同総支部の府・市議と参加。佐藤府代表は、現在、国会で審議中の2018年度予算案などに、昨年の衆院選で公明党が公約として掲げた教育費負担の軽減や社会保障の充実が反映されたことを報告。20年度までに年収590万円未満の世帯を対象にした私立高校の授業料無償化や、10年以上勤続している介護福祉士への月額8万円相当の処遇改善などを挙げ、「進む少子高齢化に対応できるよう、社会保障をさらに充実させていく」と述べた。
一方、21カ所で演説を実施した新大阪総支部では、国重徹衆院議員が阪急・上新庄駅前で、三宅史明府議、小笹正博市議と共にあいさつ。団塊の世代が全て75歳以上になる25年度には、介護人材が約38万人不足すると指摘し、「介護を支える人材確保へ、現場に密着した政策を作りあげていく」と力説した。
泉州総支部では杉久武参院議員が、泉南市、阪南市と岬町での街頭演説に地元の市町議と参加。18年度予算案に反映された給付型奨学金の拡充など公明党の主張を紹介。山本香苗参院議員は、豊中総支部内の能勢町と豊能町で町議と共に公明党への支援を訴えた。