eコラム「北斗七星」
- 2018.02.27
- 情勢/社会
公明新聞:2018年2月27日(火)付
「〇〇女子」「〇〇ガール」といった言葉がはやっている。赤いユニホームに身を包み黄色い声援を送る「カープ女子」は、いまや関東の野球場でも多数見られ、広島の快進撃を支えている。他にも大相撲を応援する「スージョ」、登山を愛する「山ガール」、鉄道オタクの「鉄子」などが次々と出現、まさに社会現象となっている◆以前は男性が中心だった趣味やオタクの分野へ女性の進出ぶりは目を見張るものがある。最近は藤井聡太六段の活躍で「将棋女子」も急激に増えつつある◆棋士の勝負の世界は完全に男性優位だが、ファンの裾野が広がれば、女性プロ棋士が誕生し、男性と互角に渡り合う日も遠くないのかも知れない◆そして政治の世界でも、政策などに関心を持つ女性を指して「政治女子」なる言葉が登場した。ただ、政治は趣味やオタク対象の世界とは違う。人々の幸福や日本の将来をも左右する。そう考えると、ずっと以前から、強い責任感と行動で政治に深く関わってきた代表は、公明党の女性局ではないか◆特に子育て、健康、教育など女性の立場から、数々の政策を提案し、実現させてきた。東京都が3月に発行する女性の視点を生かした防災ブックも公明党の女性議員たちが作成を提言したもの。女性局の"クリーンヒット"に拍手を送りたい。(千)