e食料資源を再利用
- 2018.03.01
- 情勢/テクノロジー
公明新聞:2018年3月1日(木)付
給食の食べ残しなど飼料に
千葉・松戸市
千葉県松戸市では、ごみの焼却量削減と食料資源の再利用を推進するため、市内の市立小中学校で「学校給食残渣資源化モデル事業」を実施している。市議会公明党(城所正美幹事長)はこのほど、市立第四中学校(猪狩惠司校長)を視察し、市担当者から話を聞いた。
同事業は、各学校から排出された給食残渣(食べ残しや調理くず)を収集し、工場でリサイクル処理して養豚の飼料として再利用するもの。2015年度にモデル校7校で始まり、現在は18校で実施され、1日当たり約600キロが資源化されている。
市担当者によると、各学校の状況を考慮しながら、18年度も実施校を拡大していく方針だという。
市議会公明党はこれまで、15年9月議会などで循環型社会の構築に向けた取り組みを促し、同事業の実施を後押ししてきた。