e自動運転バス導入へ

  • 2018.03.02
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2018年3月2日(金)付



都議会公明党 公道での実証実験視察
東京・大田区



東京都議会公明党(東村邦浩幹事長)は2月23日、空港での自動運転バスの実用化に向けて、羽田空港(大田区)周辺の公道で実施された民間事業者2社による実証実験を視察した。谷村孝彦幹事長代行、藤井一、斉藤泰宏、薄井浩一の各議員が参加した。

実証実験は、高精度のGPS受信機やカメラ、独自の遠隔運行管理システムなどを備えた小型バスを使用。運転席に座ったドライバーが自動走行を監視しながら、約2.4キロのコースを最高時速30キロほどで走らせた。

一行は、実験車両に試乗して走行の制御技術や乗り心地を確かめたほか、担当者から、車内の乗客の動作を認識して転倒を検知したり注意喚起したりするAI(人工知能)など、安全対策について説明を聞いた。

自動運転技術の進展によって、決められたルートの輸送業務の省力化が期待されており、実験を行う2社は、2020年以降の導入に向けて、実験を段階的に行う計画。

試乗を終え、谷村幹事長代行は「2年後の東京五輪・パラリンピックに向けて、国と連携しながら自動運転技術の積極的な導入を推進していきたい」と語っていた。

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