e地域で活動する看護師

  • 2018.03.05
  • 生活/生活情報
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公明新聞:2018年3月5日(月)付



新しい働き方探る
党女性委が島根・雲南市へ



公明党女性委員会(委員長=古屋範子副代表)は4日、島根県雲南市を訪れ、NPO法人「おっちラボ」(矢田明子代表理事)を視察した。これには、古屋委員長のほか、竹谷とし子女性局長(参院議員)、鰐淵洋子副委員長(衆院議員)、党同県本部の議員らが参加した。

「おっちラボ」は、起業や地域貢献を志す若者の企画・立案などをサポートする同市の「幸雲南塾」事業の卒業生が設立し、運営に携わる。これまでに、訪問看護ステーション「コミケア」など15件を起業・事業化につなげ、第8回「地域再生大賞」の準大賞を受賞するなど、その活動は高く評価されている。

意見交換で、矢田代表理事は、病院ではなく地域で活動する「コミュニティナース」の育成事業にも取り組んでいることを紹介し、「今後、"潜在看護師"を地域で生かしていくための取り組みを進めたい」と話した。

古屋委員長は「柔軟な発想から生まれたコミュニティナースは、看護師の新しい働き方の一つ。制度のはざまで苦しむ人の助けになる」と述べた。その上で、同ラボの活動について「地域に入り込んで貢献されている。地方創生のモデルケースだ」と語った。

その後、一行は高齢者の買い物支援などを行う「光プロジェクト株式会社」(杉村卓哉代表取締役)を視察した。

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