e子どもの課題を解決

  • 2018.03.19
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年3月19日(月)付



スクールソーシャルワーカー
小中学校などに派遣し対応
大分・日出町



大分県日出町では現在、子どもが抱える家庭環境などの悩みの解決に向け、町の教育委員会に「スクールソーシャルワーカー(SSW)」を配置している。推進した公明党の池田じゅん子町議(町議選予定候補)はこのほど、担当者から話を聞いた。

SSWは、子どもの家庭環境の悩みなど、対処が難しい課題の解決に向け、児童相談所などとの連携や教員の支援を行う福祉の専門家。原則、社会福祉士や精神保健福祉士などの資格が必要とされる。

同町では昨年から、町内の小中学校や幼稚園にSSWを派遣し、子どもたちの課題解決に取り組んでいる。学校教育課の浅野邦広課長は、家庭環境や子どもの悩みが多様化している現状を述べ、「SSWに対する現場のニーズは非常に高まっている」と語った。

議会質問などを通し、SSWの導入を推進してきた池田町議は、「学校現場の課題解決に向け、今後も人員の拡充などを訴えていく」と語った。

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