e歴史遺産の活用策探る

  • 2018.03.26
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年3月26日(月)付



観光振興など意見交換
濱村氏
兵庫・神河町



公明党の濱村進衆院議員はこのほど、兵庫県神河町を訪れ、"日本初の産業専用道路"とされる「銀の馬車道」(正式名称・生野鉱山寮馬車道)を活用した観光振興などについて関係者と意見交換した。これには、天野文夫県議、中岡輝昭・市川町議と神崎支部の小島よしつぐ副支部長(神河町議選予定候補)が同行した。

一行は、銀の馬車道についての資料を展示している「銀の馬車道交流館」と現存する馬車道を視察。銀の馬車道は、明治時代初期に、朝来市の生野鉱山で採掘した銀を姫路市の飾磨港まで輸送するルートとして整備された。全長は約49キロ。町関係者は「観光資源として馬車道を復活させたいが、2市3町にまたがっているため、連携した観光戦略の策定が難しい」と課題を語った。

このほか一行は、道の駅「銀の馬車道・神河」も視察。町関係者は「地域を活性化するためには、未活用の資源を使った新たな"地場産業"を掘り起こすことが必要」と力説した。

視察後、濱村氏は「各地方が特色を生かして活性化できるよう、国へもしっかりと働き掛けていく」と話した。

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