eいじめSNS相談 全国で
- 2018.03.29
- 生活/生活情報
公明新聞:2018年3月29日(木)付
障がい児支援で民間生かせ
浮島さん
28日の衆院文部科学委員会で浮島智子さんは、会員制交流サイト(SNS)を活用した、いじめや自殺の相談への補助事業について、子どもの命を守る観点から全国に展開していくことが「効果的だ」と強調し、各自治体の取り組みを一層促すよう求めた。
その上で、相談内容が学校側に伝わる懸念の声があるとし、「子どもの秘密を守ることを大臣から明言すべきだ」と訴えた。林芳正文科相は、子どもの命や身体の安全が害される場合などを除き、プライバシーを確実に守ることを示す必要があるとして、「その内容を地方公共団体に周知徹底する」と答えた。
障がいのある子どもの教育に関して浮島さんは、個々の特性に合わせた支援を通じて社会参加まで後押しする企業の取り組みに触れ、学校や自治体が民間とさらに連携し、子どものニーズに合う支援体制を構築するよう求めた。