e日米結束し包括的解決
- 2018.03.30
- 情勢/国際
公明新聞:2018年3月30日(金)付
首脳会談で認識共有を
山口代表
公明党の山口那津男代表は29日、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、26日に北京で初の中朝首脳会談が行われるといった北朝鮮情勢の変化に言及。5月末までに開かれる米朝首脳会談に関して、日本がめざす拉致、核、ミサイル問題の包括的解決に向け、「米国の米朝首脳会談に臨む姿勢が極めて重要だ。ここは、日米がしっかり結束しなければならない」との認識を示した。
この中で山口代表は、中朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩氏が非核化について述べたと報じられていることを踏まえ、米朝会談の前に来月開かれる日米首脳会談で、「拉致問題やミサイル問題などが置き去りにされないよう安倍晋三首相とトランプ大統領が認識を共有してもらいたい」と力説した。
その上で、「南北首脳会談に臨む韓国や中国、ロシアなども含め、各国と連携を密に、日本の立場に沿った解決がなされるよう、与党として政府と連携していく」と強調した。