e日朝会談へ環境整備
- 2018.04.02
- 情勢/国際
公明新聞:2018年3月31日(土)付
対北、包括的解決を
山口代表
公明党の山口那津男代表は30日昼、国会内で行われた党参院議員総会であいさつし、中朝首脳会談に続いて今後、北朝鮮を巡る外交が重要局面を迎えると指摘し、「(北朝鮮問題の)当事者である日本も日朝首脳会談ができるように環境整備をしていくことが重要だ」との考えを示した。
山口代表は、韓国と北朝鮮の南北首脳会談が4月27日に開催されると決まったほか、4月に日米、5月末までに米朝が首脳会談を行う見通しを踏まえ、「日本の重要課題である拉致、核、ミサイルが包括的に解決されなければならない。各種首脳会談でも、こうしたことが意識されて議論されることを期待したい」と述べた。
日ロ関係の発展に向けては、北方領土での共同経済活動の進展や、北方領土への墓参など訪問の自由化が重要だと力説した。