e代読・代筆 遠慮なく
- 2018.04.03
- 生活/生活情報
公明新聞:2018年4月3日(火)付
区役所に表示ボード設置
東京・千代田区
東京都千代田区の区役所3、7階の窓口に先ごろ、「読み書き(代読・代筆)サービス行います」と表示されたボードが設置され、読み書きが難しい高齢者や障がい者から「安心して相談できる」と喜びの声が上がっている。
これは公明党の米田和也区議が昨秋、弱視の方などから区民相談を受け、第3回定例会で区民のニーズに応じた意思疎通への配慮の必要性を指摘した上で「読み書き支援サービスの実施を示すパネルの設置を」と提唱していたことが実ったもの。
米田区議らと確認に訪れた木戸ミチさんは「職員に遠慮なく支援を申し出ることができると本当に助かる」と笑顔で語っていた。
同区では一昨年、大串博康区議との推進により、都内初の代読・代筆支援を含む「意思疎通支援条例」が制定され、「大活字図書給付制度」が創設されている。