e7年ぶり 故郷の学びや
- 2018.04.06
- 生活/生活情報
公明新聞:2018年4月6日(金)付
開校式に新妻、平木氏が出席
福島・川俣町の山木屋小中学校
7年ぶりに故郷の学びやへ――。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故により、避難先に一時移転していた福島県川俣町の山木屋小学校と中学校が5日、地元へ戻り、開校式を開いた。新妻秀規文部科学大臣政務官、平木大作復興大臣政務官(ともに公明党)が出席し、子どもたちにエールを送った。
山木屋地区は昨年3月31日に避難指示が解除された。同校は小中一貫校として新たに開校され、15人の児童生徒が通う。
式典の席上、新妻政務官は、山木屋地区の自然や伝統文化に触れ、「たくさんの体験をして、自分らしく成長してほしい」と強調。「『山木屋の学校に戻って良かった』と思えるよう、国としても最大限の支援を行う」と述べた。
平木政務官は、同校が情報通信技術(ICT)を使った先進的な学習メニューを用意していることに言及。「皆さんが明るく楽しく学び、成長していく姿こそ山木屋地区の復興を後押ししていく大きな力になる」と期待を込めた。