eはしか対策 万全に
- 2018.04.12
- 生活/生活情報
公明新聞:2018年4月12日(木)付
沖縄市長に緊急申し入れ
秋野氏ら
公明党の秋野公造沖縄方面副本部長(参院議員)は7日、沖縄市役所で桑江朝千夫市長と会い、沖縄県内で感染が拡大し、流行の兆しがみられる麻疹(はしか)の対策について、緊急要望を行った。党沖縄県本部の金城勉代表(県議)、高橋真、藤山勇一の両沖縄市議が同席した。
席上、秋野氏は「できることは、全てやってもらいたい」と強調。その上で、(1)はしかの予防接種の機会の増加(2)未罹患者や未接種の人へのワクチン接種の必要性の周知と、接種しやすい環境の整備(3)はしか患者に接触した場合、ワクチンを72時間以内に投与すれば効果があることや、罹患の疑いがある人は、医療機関に行かず、まず保健所などに電話連絡することの周知徹底――を強く要望した。
これに対し桑江市長は、市民への適確な情報の周知徹底が重要だとの認識を示すとともに、市として生後6カ月から1歳未満の乳児にも公費負担で予防接種を行うことを決定したと報告。「(まん延防止へ)要望を踏まえて迅速に対応していきたい」と答えた。