e100万人訪問・調査運動

  • 2018.04.22
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2018年4月21日(土)付



"聞き上手"の持ち味発揮を
地域のつながり広げる契機に
評論家、東京家政大学名誉教授 樋口恵子氏



「議員が"聞き上手"であってこそ、民主主義は機能する」―。かつて公明党の女性国会議員がこう語っていたのを聞き、強く共感しました。これが、公明党の伝統だと思います。

議員が住民と会い、何を求めているかを探り、地域や家庭が抱える困り事を"見える化"していく今回の訪問・調査を通じ、公明党ならではの"聞き上手"の持ち味を発揮してください。

「子育て世帯」や「介護をしている家庭」といっても、ひとくくりにはできないのが実態です。「子どもに障がいがある」「家族の介助をしなければならず進学や就労をあきらめている」「将来が見えず漠然とした不安がある」など、状況はさまざまです。そうした中で、人知れず抱えている悩みや困り事をくみ取り、政策に反映させ、実現していってください。それができるのが公明党だと期待しています。

社会全体で家族・親族のつながりが乏しくなる中にあって、家族でなくても助け合える社会をどう築くかが重要な課題です。

議員は住民の困り事の解決へ即座に対応したり、一人で悩んでいる人が人間関係を広げられる場を紹介したりすることができます。

今回の調査で議員が多くの住民と会うことは、地域のつながりや助け合いの輪をさらに広げるきっかけにもしていけます。

人生100年時代を迎える中で、子育てや介護のために、仕事を辞めるなど人生を損なうようなことを防いでいかなければなりません。そのためにも、今回の取り組みに期待するところは大きいので、頑張ってください。

澤井峰子・富山県立山町議(公明推薦)は、切削工具の再生を行う加工会社を訪れ「後継者探しを応援する」と述べた 


西山信昌・京都市議は一人暮らしの高齢者宅を訪問。「皆で見守り合う地域をつくる」と語った


中村秀三・香川県高松市議は子育て家庭を訪問。「就学費用に対する不安の声を反映させたい」と話した

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