e100万人訪問・調査 現場からの報告

  • 2018.04.27
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2018年4月27日(金)付



中小企業の人手不足を実感


岡山県(倉敷市・都窪郡) 高橋英士県議


4月に「100万人訪問・調査」運動がスタートしてから、中小企業24社に対してアンケートを実施してきましたが、訪問先の社長が異口同音に語るのは、「人手が足りない」です。外国人による技能実習制度を紹介すると、「早速、検討したい」という企業さえありました。

一方、岡山県は土砂災害が発生する危険箇所が多いことから、私は「急傾斜地崩壊対策事業」の推進に取り組んできました。今回の訪問・調査運動でも2件の土砂災害対策で相談があり、県の防災担当課と検討を進めています。

訪問先からは「公明党はすぐに対応してくれる」との声を頂きました。公明党の原点「大衆とともに」は、常に「現場第一」で走ることだと思っています。

一人でも多くの方から現場の生の声を聞き、政策実現に向け全力で取り組んでまいります。


住民の命守る対策に生かす


高知市 寺内憲資市議


高知市では、南海トラフ地震の発生で予想される津波被害などへの備えが欠かせません。今回の訪問・調査運動で私は、「防災・減災アンケート」を中心に、住民の意見や要望を聞き取っています。

地元の竹島町では、町内会長や自主防災組織の中心者と意見交換を行いました。「高齢者など災害弱者の対応をどうすればいいか」「避難ルートの確保が重要だ」など切実な生の声を聞いて、地域の自助・共助に役立つ対策を全力で進めていかなければならないと改めて痛感しています。

これまで安全な避難場所がなかった町内では、約6年前からワークショップで住民との協議を積み重ね、待望だった人工高台の"命山"の整備も進んでいます。いざという時、一人でも多くの人の命が助かるように、訪問・調査で寄せられた声を今後の取り組みに生かしてまいります。


福岡県(福岡市早良区) 新開昌彦県議


さまざまな課題や悩みを抱えている人に光を当てる政治をめざし、日々、地域をくまなく歩いています。先日は、福岡市早良区干隈に住む鮫島ミツエさん(88)宅を訪問。「介護アンケート」を通して、生活の中で困っている事などを聞き取りました。

鮫島さんは現在、精神障がいを患っている長男と二人暮らしで、時折生じる足の痛みやしびれの症状に悩まされています。訪問介護による生活援助を希望していますが、「同居家族がいるため、その支援が受けられないのでは」との不安を語っていました。

私は、直ちに県介護保険課に連絡し、同居家族がいる場合も利用者の状況に応じて、訪問介護サービスを受けられることを確認。適切な対応が進むよう、市地域包括支援センターと連携を図ることも要望しました。今後もアンケートを活用しながら、現場の課題解決に奔走していきます。

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