e重要な一歩 踏み出す
- 2018.05.01
- 政治/国会
公明新聞:2018年4月28日(土)付
山口代表 北の行動見届ける
公明党の山口那津男代表は27日夕、国会内で記者団に対し、同日行われた南北首脳会談について、大要次のような見解を述べた。
一、南北首脳が10年半ぶりに会い、首脳会談が韓国で初めて開催されたこと自体、重要な一歩だった。北朝鮮の非核化に向けて(6月初旬までに)行われる米朝首脳会談につながることを期待している。日本政府も韓国や米国と緊密に連携して、非核化の達成に尽力してもらいたい。
一、(日朝首脳会談の必要性について)拉致問題や(2002年の)日朝平壌宣言に基づく両国関係の正常化を視野に入れた時に可能性を模索すべきだ。今は、北朝鮮の核と弾道ミサイルを完全かつ検証可能、不可逆的な形で廃棄することが国際社会の共通目標であり、それを見届けることが大事だ。
一、(財務省が福田淳一前事務次官のセクハラ行為を認め、処分したことについて)遅きに失したと言わざるを得ない。財務省の対応は後手に回り、国民の嫌悪感を誘う事態に至ったことは極めて遺憾だ。財務省は厳しく反省して出直してもらいたい。