e多分野での協調確認

  • 2018.05.10
  • 情勢/国際
[画像]メインイメージ

2018年5月10日



山口代表 サミットの成果に言及



公明党の山口那津男代表は9日夕、国会内で記者団に対し、同日の日中韓サミット(首脳会議)について、大要次のような見解を述べた。

一、初の日中韓サミットから10年の節目に日本で開催できたのは大きな意義があった。金融やエネルギー、防災、環境、情報通信など多岐にわたる分野での協力を確認し、サミットを開かれた包摂的な場として意義付けたのは重要だ。

一、(北朝鮮問題への対応について)特に核兵器を含む大量破壊兵器と弾道ミサイルの完全かつ検証可能、不可逆的な廃棄へ国連安全保障理事会の決議に従うことが大事だという認識を一致できたことは大きい。このほか、自由貿易の推進など幅広い観点で協力を深める大きな成果があった。

一、(拉致問題について)日本特有の課題で、必ずしも各国の理解を得られなかったが、今回の会合で一定の理解が得られたのは大きな前進だ。そうした理解と協力の下で最終的には日本が北朝鮮と協議し解決する必要がある。

一、(日朝対話の再開について)まずは非核化という共通目標を達成することが重要だ。(拉致・核・ミサイル問題の包括的解決をめざす)日朝平壌宣言に基づく国交正常化を進める日本の立場に理解が得られた。その理解の下で適切なタイミングを模索すべきだ。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ