e街頭演説を軸に党勢拡大

  • 2018.05.15
  • 情勢/解説

2018年5月15日



毎月1回、名古屋駅前で

総支部単位でも積極的に実施

党愛知県女性局



発信力を高めようと、毎月定点で行う街頭演説に力を入れる公明党愛知県本部女性局(長谷川由美子局長=名古屋市議)の取り組みを紹介します。

党愛知県本部の女性議員は55人で、県本部所属全議員の4割を超えています。同女性局は2015年12月から、それまで総支部単位で取り組んできた女性街頭に加え、毎月1度、名古屋駅前での街頭演説会を開いています。毎回の演説会には、必ず国会議員または県会議員が出席。長谷川局長と小林祥子・県副代表(名古屋市議)も参加し、女性の視点を生かした実績などを積極的に訴えています。

県内には17の総支部がありますが、所属する女性議員の数に幅があります。このため、人数の少ない総支部はまとめて一つにし、計六つのグループを編成。それぞれが交代で毎月の街頭演説を担当します。

スケジュールは毎月第3土曜日に固定し、来年3月まで、年度の予定が決まっています。平日は議会活動、日曜日は地域行事などが想定されるため、土曜日が選ばれました。

4月に街頭演説を担当したのは常滑市、東海市、大府市、阿久比町、東浦町、武豊町の女性議員7人が所属する知多第8総支部。今月19日には、一宮市、犬山市、江南市、稲沢市、弥富市、あま市、大口町、扶桑町、大治町の女性議員10人が所属する尾張第9、同10、17の3総支部の担当による街頭演説会が予定されています。

稲垣衿子・県女性局次長(小牧市議)は、「県本部の宣伝カーから訴える機会はなかなかなく緊張しますが、訓練の場になっています」と話します。

栃本敏子・県女性局次長(稲沢市議)は、「地域を越えて女性議員が集まるので、他の議員の訴え方をお互いが参考にできます」と語りました。

各総支部単位でも、女性議員が活発に街頭演説を展開しています。

瀬戸市、尾張旭市、豊明市、日進市、長久手市、東郷町を舞台に活動する春日井第7総支部は、所属議員13人中10人が女性。15年から、女性議員が総支部内で実施する月1回の街頭演説を継続しています。丸山幸子・県女性局次長(尾張旭市議)は、「各市町から議員が集まるので、先進事例の共有がその場ででき、議会質問に生かすことができる」と話しました。


情報共有と励まし合いの場


小林県副代表は、名古屋駅前や、総支部ごとの女性街頭演説について、「議会内に公明議員が1人しかいない"一人議会"の女性議員もいます。情報共有や励まし合いの意味からも、街頭演説は重要な場となっています」と強調しました。

また、同県女性局は、発信力とともに、さらなる議員力アップに挑戦するため、活発に勉強会を開いています。3月には認知症について識者の話を聞いた他、今月は児童虐待をテーマに勉強会を開きます。「定期的に勉強会を開いている党兵庫県本部女性局の取り組みに刺激を受けた」と語る長谷川局長。「学び、実績をつくり、発信するという地道な取り組みを続け、党勢拡大につなげます」と決意していました。

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