e私鉄駅にホームドア
- 2018.05.16
- 情勢/テクノロジー
2018年5月16日
盲学校生徒らの通学に配慮
横浜市
公明党の佐々木さやか参院議員はこのほど、横浜市の東急東横線の妙蓮寺駅を訪れ、3月29日から運用が始まった同駅のホームドアを視察し、就労継続支援B型事業所わーくぴあの施設長で、視覚に障がいのある神﨑好喜さんから話を聞いた。藤井深介・神奈川県議、竹内康洋、望月康弘の両市議も同行した。
東急電鉄は乗客の安全の観点から、2019年度までに全駅へのホームドアやセンサー付き固定式ホーム柵の設置をめざしている。妙蓮寺駅の乗降客数は1日当たり2万5000人余りで、国が早期設置を促す1日の利用者10万人より少ないが、同駅の徒歩圏内に横浜市立盲特別支援学校があることなどから、優先設置された。同駅のホームドア設置は、神奈川県と横浜市の公明党議員団、佐々木さんら国会議員が協力し推進してきた。
同特別支援学校の教員でもあった神﨑さんは「妙蓮寺を含め、学校近くの駅で事故というニュースを聞くたびに、『生徒ではないか』と心配だった。ホームドアがあるという安心感は大きい」と喜んでいた。
佐々木さんは「全ての人が安心して鉄道を利用できるよう、さらに取り組んでいきたい」と語っていた。