eがん教育 専門医生かせ
- 2018.05.23
- 情勢/解説
2018年5月23日
無戸籍者へ学習支援強調
佐々木さん
22日の参院文教科学委員会で公明党の佐々木さやかさんは、学校での「がん教育」について「命の大切さを学ぶ観点から重要だ」と推進を訴えるとともに、「専門医による医療現場での話は効果的」と指摘し、外部講師の活用を求めた。文部科学省の髙橋道和初等中等教育局長は「専門医などを活用した、がん教育充実に努める」と答えた。
出生届が出されていない無戸籍の子どもについて、佐々木さんは、未就学期間が生じて学習が遅れるなどの課題を抱えていると指摘し、「きめ細かな支援が必要」と力説。水落敏栄文科副大臣は、無戸籍の児童生徒の就学状況を調査し、「就学機会を失うことがないよう、自治体の取り組みを促していく」と述べた。