e経済協力 着実に推進

  • 2018.05.24
  • 情勢/国際

2018年5月24日



中国・福建省 代表団の表敬受ける

井上幹事長が強調



公明党の井上義久幹事長は23日、衆院第2議員会館で、昨年12月に中国・福建省福州市などで行われた日中与党交流協議会で発表した共同提言に基づき設立された「日中協力代表団」(団長=陳出新・福建省人民対外友好協会副会長)ら一行の表敬を受け、懇談した。

冒頭、井上幹事長は、昨年の交流協議会での議論を踏まえた協力を着実に進めるため意見交換したいと表明。中国が提唱する経済圏構想「一帯一路」について、「アジアの旺盛なインフラ需要に応えるために両国が協力して取り組むことは重要だ。具体的な協力を進める上では、開放性や透明性、経済性、財政の健全性といった国際スタンダード(標準)を確保することが大事だ」と指摘し、双方の強みを生かしながら協力を進めたいとの認識を示した。

陳団長は、共同提言で「福建省で中日の一帯一路の国際協力モデル地域を設立する」という内容が盛り込まれていると述べ、「大事なチャンスを生かし、両国の協力をさらに進めるために努力していきたい」と語った。

懇談には、遠山清彦国際委員長(衆院議員)、伊佐進一国際局次長(同)が同席した。

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