e奮闘する青年議員(下)
- 2018.05.31
- 情勢/解説
2018年5月31日
「100万人訪問・調査」運動
中山間地の防災力向上へ
長野・飯田市 小林真一議員
私が訪問している地域は、住民の多い市街地から集落が点在する中山間地まであり、抱えている問題もさまざまです。細かな声に耳を傾けるとともに、市の取り組みや、公明党の政策を紹介することを心掛けています。また、昨年初当選してからの活動をまとめた通信を配るなど、党と私への理解を深めてもらえるよう工夫しています。
先日は、山峡で暮らす久保敷梅久さんを訪ね、アンケートを実施。介護される側になった場合の不安や、土砂崩れが心配される傾斜地を教えてもらいました。
地域の課題や生活の悩みを多くの人に聞く中、生活者目線で政策を実現する重要性を強く実感しました。一軒ずつ回り、じっくり対話する機会をつくれて、住民の方々からも喜ばれています。
公明党議員として、どこまでも「現場第一主義」を貫き、今後の議会での論戦にも生かしていきます。
調査通じ課題掘り起こす
神戸市 高瀬勝也議員
「訪問・調査」運動に取り組む中で、普段の訪問活動では聞けない住民の悩みや各地域の課題が聞ける機会になっています。対話内容も深く、幅広くなり、政策に反映すべき大事な課題が掘り起こされるため、一回一回の調査に全力を注いでいます。
例えば地元の神戸市灘区では、介護アンケートから高齢者支援の話題に発展。交通弱者対策として、地域の課題である南北をつなぐ交通網の整備を求める声を聞く場面もありました。
先日は、不動産会社を営む南村忠敬さんのもとを訪れ、中小企業アンケートを実施。適用条件が満たせず受けられない支援もあるとの実情を踏まえ、融資制度のさらなる拡充を求める切実な要望を聞きました。
今後も、寄せられた要望を真正面から受け止め、議会質問などを通じて制度の改善、課題解決ができるよう尽力していきます。
産業振興へ中小企業など訪問
広島・三原市 高原伸一議員
訪問相手の話にじっくり耳を傾けることを心掛け、「訪問・調査」運動に挑戦しています。
三原市は空港や港、高速道路など主要交通網が整っているため、工業集積地域があり、数多くの企業が集まっています。今回、多くの中小企業の経営者と膝詰めで話す中で、「後継ぎがいない」といった切実な悩みを聞き、支援策の拡充が必要だと痛感しました。
先日は、飲食店を営む岡田守さん、早美さん夫妻のもとを訪問。公明党が作成した「中小企業応援ブック」を手渡すと、「支援制度について相談できる場所を増やしてほしい」との要望を受けました。
岡田さん夫妻の娘・手嶋和美さんからは「3人の子どもの教育費負担が大きい」との声も伺いました。私自身も小学生と中学生の2児がおり、気持ちがよく分かります。子育て世代の一人として、子育て環境の整備へ全力で取り組みます。